人間関係でモヤモヤ、イライラ
頑張りすぎてクタクタ
なんとなくウツウツ
体調がついてこなくてヘトヘト
「人から言われた言葉や態度が気になって、イライラしたりモヤモヤしたり、過敏で疲れを感じやすい」「娘として、妻として、母として、こうでなければという思いに縛られて本当の自分が分からなくなってしまう」「季節の変わり目、天気、身体のリズムなどで気分・体調が変わりやすく、不調も現れやすい」
依存症になってしまう女性たちが抱える生きづらさは多岐に渡り、深刻なことも多いです。
依存症は回復がとても難しい病気です。特に女性の場合は回復の過程の中で身体的、精神的、環境的な変化や女性に求められる役割などの問題が複雑に絡み合い、男性とは比較にならないほど取り組んでいくことが難しいと言われています。
RDデイケアセンターでは女性の依存症からの回復サポートにも力をいれています。
12ステッププログラム
- リカバリー・ダイナミクス®という手法で12ステッププログラムに取り組むことができます。
- AAのビッグブックを教科書に12ステップについて情報提供する「グループセッション」(講義形式)、担当スタッフと自助グループのスポンサーシップの様に1対1でステップワークを行う「個人セッション」(面談形式)の2つに取り組んでもらいます。
- 12の段階で「問題を認める」「解決策を信じる」「人生を変えていく決心をする」「自分の過去を振り返る」「考え方・捉え方の偏ったパターンを掴み、修正していく」「自分を越えた頼れる大きな力を見つけ、繋がりを深めていく」「過去の過ちを修正する」「仲間の手助けをする」等を行います。
- 自分を越えた大きな力との繋がりを感じ、信じることを通じて、自分の欠点・短所を手放し、対人関係の中で生まれる陰性感情がぐっと減り、仲間との繋がりや感謝を感じることができるようになり、穏やかな落ち着いた生活を送れるようになるようサポートしています。その結果として依存を必要としない新しい生き方を手にいれることができ、回復の過程で自分をよりよく知ることができ、自分との和解を目指すことができるようサポートしています。
女性ミーティング
- ミーティングで行われるテーマに沿った分かち合いは「言いっぱなし・聞きっぱなし」のルールで、誰かから反論されたり評価されることなく率直に自分のしたい話をすることができます。
- 仲間の話を聞くことで、経験、希望、力を受け取ることができ、自分の話を聞いてもらうことで安心感、所属感、解放感等を感じることができます。
- 男女全員で行うミーティングの他に、女性メンバーだけでのミーティングも行っており、女性だけの安心した空間の中で、話しにくいこともシェアしたり、お互いに共感しあうことができます。
アサーティブ・トレーニング
- 自分も相手も尊重しながら、自分の考えや意見を率直に表現することをアサーティブな態度といい、その練習方法をアサーティブ・トレーニングといいます。
- RDデイケアセンターでは専門の講師に依頼して毎月アサーティブ・トレーニングを行っています。
- 実際にあった「断りにくかったこと」や「言いすぎてしまったこと」など身近な場面を想定しながら、ロールプレイング等を通して自分の気持ちを上手に伝える練習を行っており、女性メンバー達から特に好評です。
女性スタッフによるサポート
- RDデイケアセンターのスタッフは全員依存症からの回復を続ける当事者です。
- 「同じ問題を抱えていること」を共感として、「回復の道を進んでいること」を希望として、寄り添ってともに歩みます。
- ひとりひとりのメンバーに女性スタッフが担当となり、回復の過程で起きやすい問題や抱える悩みを専門的知識と経験的知識を交えながらサポートしていきます。
- 依存症者は誰かに相談したり頼ることが苦手ですが、徐々に練習しながら信頼関係を築き、一緒に回復を楽しめたらと思っています。
スタッフの体験談をスタッフ紹介ページに掲載しています。
お気軽にご連絡ください。ぜひ一度見学に来所いただければと思います。